よく、「時間が解決してくれる」という言葉をあちらこちらのサイトで目にします。
本当に時間が辛い気持ちを解決してくれるのでしょうか。
私の答えからするとそれはNoです。
ただし、すべてにおいてNoというわけではありません。
良い場合と悪い場合があるのです。
悪い場合は、
辛いからと言って一日寝込んでしまっていること。
「いずれ辛いことを時間が忘れさせてくれる」と思っていることです。
それは時間に依存してしまっており、現状変わらない日々を送っているということになります。
では、良い場合は何か。
良い場合は「辛いけど、少しは動かないと」と、思えているかどうかです。
もちろん無理にとは言いません。
しかし、毎日一歩ずつでも前に進まない限り、時間が経過しようと気持ちが軽くなることはありません。
嫌な過去を良い未来で上書きすることが大切なのです。
私も大学時代は行動しようと思ってもなかなか行動に起こせず、
ネットでの「時間が解決してくれる」という言葉に甘えていました。
現実から目をそらし、「周囲が理解してくれて本気が出せればこれくらい」とか思ってました。自分では実際に行動できていなかったんですね。
友人に頼る。
頼る友人がいなければ、両親に頼る。
頼れる人を探している間は、医者と薬に頼る。
医者と薬が合っていないとわかったら、変えてみるなどなど。
一人で行動できないのであれば、自分が行動できる何かを探さなくてはいけませんよ。
ただ嫌なことを忘れようとしても決して忘れられないと私は思っております。
ちょっとしたことでもいいんです。
「今日は散歩に出かけられた。」
「部屋の掃除と換気ができた。」
「仕事でスムーズに仕事ができた。」
「家族サービスをしてあげられた。」
徐々に良い記憶で満たしていってあげましょう。