最近はあまり聞かなくなりましたが、
私がうつ病になった当時は
「薬を使ったら逆に治らない」
「薬は脳を委縮させる」
「薬はとにかく太る」
「薬は止められなくなる」 ....etc
私の考える中で、これらのことはあまり心配することではありません。
なぜかというと、薬を飲んで回復すると、体重も考える速さも意外と元に戻ります。
薬を飲まなくても落ち込みが回復するということはそれだけ周囲の環境が整っているからです。が、落ち込みが長引いてしまっている人は、居心地の悪い環境に属しており、委縮して身動きが取れなくなってしまっている人であると考えられるため、そういう人たちには薬が必要です。
薬は、やる気を起こさせたり、落ち込みにくくしたり。
でも、一番大切だと思っているのが、「深く考え込ませない」ことです。
学術的なところはわかりませんが、脳の萎縮だなんだと騒がれている所以でしょう。
うつ病が回復してきて減薬すると頭の回転が普段通りまで戻ります(管理人が体験済み)
「深く考え込ませない」ことは、周囲の環境をよりよくしてくれます。
ちょっとした言葉で傷ついたり、壁を作ってしまったり、そういうことが無くなるため、コミュニケーションが比較的円滑に進むようになります。
そうすると、徐々に今まで委縮してしまって身動きが取れなかった環境が変わり始めます。
新しい環境を探し始めるのです。
新しい環境をいい環境にすることが大切なのです。
太ることを心配している方もいらっしゃいますよね。
薬の中には抗ヒスタミン作用によって太るものもありますが、減薬すると元の体重に戻ります。(管理人が体験済み)
リフレックスやテトラミドという薬を服用して太りましたが、非常にうつ病に効果のある薬でした。減薬すると体重が戻りますし、いい薬だと思われます。
薬が悪いものだと思っている方。
本当に苦しかったら、頼るものの一つに薬も入れていいんです。
深く考えないトレーニングだと思って、主治医と相談してみてはいかがでしょうか