私のうつ病History

私、25歳男性が高校時代のうつ病発症にから今までについて何となく残っている記憶を辿っていく、そんな日記です。どのように25歳まで生きてきたのか、同じうつ病の人のヒントになれればなんて思っています♪

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自分を許す

 

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自分を許すことはできますか?

「あの時こうしておけばよかった。」

「この時あんな言葉を言わなければよかった。」

「あの時人より努力をしておけばよかった。」

いろいろあると思います。

 

しかし、そういう感情ってどうしようもなくて、はけ口を見つけられないまま苦しい気持ちになりますよね。

そんな時に、大切なのが「自分を許すこと」です。

 

一見、ちょっとやばい宗教なんじゃないかとか思うかもしれませんが、勧誘ではないですし、管理人は一切そういうものに所属しておりません。安心してください。

 

自分を許すことは非常に気持ちを楽にしてくれます。

 

 

 

 

では、どのように自分を許していけばよいのでしょうか。

 

・「あの時こうしておけばよかった」 → 「あの時のAが無かったら、今のBはないかもしれない」

・「この時にあんな言葉を言わなければよかった」 → 「この時は言って正解だった。言わなければわからなかったのだから」

・「あの時、人より努力をしておけばよかった」 → 「その代わりに手に入ったものもたくさんある。」

 

とにかく、自分を肯定してあげてください。

決して後悔させないように考え方を矯正するのです。

そして、無理やり矯正しているのではなく、

事実あなたの選んだ道は正しかった。

何も悔やむことはありません。

きっと、自分の選択で得られたことはたくさんあったはず。

 

これからも選択を迫られることはたくさんあるでしょう。

みんな選択が合っていることなどないのですから、

選択から早く自分を許してあげられるかが大切です。

 

少しずつ練習してみてください。

 

 

SNSに依存しない

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SNSは連絡手段として、情報を得る手段としてこれほどにないまでに利用されております。このブログを見ている方も、私がTwitterでブログの紹介をしているところを辿ってこられた方もいるのではないでしょうか。

 

今日ここでお話ししたいことは、うつ病患者のSNSへの依存です。

 

SNS上で人の悪口を言ったりとか、「死にたい」とつぶやいてみたりとか。

本人は苦しくて衝動的に投稿しているのですが、見られているという自覚まで持てないで投稿している場合がほとんどです。

つぶやいているということは、どこかで必ず見ている人がいます。

 

そして、その投稿を見た人が、現実やSNS上で攻撃を仕掛けてくることがうつ病をさらに悪化させ、完治まで遠回りにしてしまうことがあります。

 

 

さらに、自分が直接、投稿に関与していない場合でも、

Twitterで仲間同士で誘い合っている中に自分が入っていない。

Facebookでみんなの飲み会写真を見て、初めて自分が誘われていなかったことを知る。

などなど、

仲間関係を知ってしまうことで精神的に負荷がかかってしまうことがあります。

 

ということは、どのようにSNSを利用していけばよいのでしょうか。

私はいつも以下の3点に気を付けております。

■嬉しいとき、苦しいときはTwitterFacebookは見ないようにする。

 嬉しいときは、自分の恵まれた環境を自慢することになり、それを見た中には良く思わない人もいます。苦しいときは先ほども挙げたようにSNS上で「死にたい」ですとか、人の悪口を書き込んでしまったり、他人の投稿をみて悲しい思いをするかもしれません。よって、気分が落ち着いているときに見るようにしましょう。

 

■自分の置かれている人間関係や環境について投稿しない。

 自分の置かれている人間関係や環境については極力触れないようにしましょう。人同士のつながりとは、誰がどう繋がっているかわかりません。人間関係や環境について投稿することで嫉妬のような感情が誰かに起こり、噂として広まってしまう可能性があります。あくまでも当たり障りのない投稿を心がけましょう。

 

■批判的なコメントは一切しない。

 政治、テレビ番組、音楽、本すべてに関して、批判的なコメントは一切しないようにしましょう。例えば、あなたが「Aさん」という芸能人を好きだった場合に、SNS上で「Aさんは縁起がいつも同じで、顔もそこら辺にいるような顔じゃないか」というコメントがされていたとします。どう思いますか?すごく傷つきますし、怒りに似たような感情が沸いてきませんか?そういうコメントを自分がしなければ、自分の周辺環境は維持されたままです。「余計なことは口にしない」を心がけてみましょう。

 

 

私も苦しかった時にSNSに助けを求めて、逆に人々を傷つけてしまったし、

自分も攻撃を受けたりしました。

 

気持ちはわかります。が、「投稿する」ボタンを押す前に、

一息入れてみませんか?

 

きっと、その我慢があなたの回復を手助けしてくれると思います。

ちょっとしたワンポイントアドバイスでした。

 

 

カリフォルニアロケット療法について

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カリフォルニアロケット療法と聞いてわかる方っていらっしゃいますか?

先日の記事でしれっと単語を出したのですが、

後々考えてみるとわかる人がいないのではないかと思いまして。

 

カリフォルニアロケット療法とは

アメリカ合衆国精神薬理学者スティーブン・M・ストールが考案した療法で、単剤処方では十分な治療効果が得られない難治性うつ病を異なる作用の抗うつ薬神経伝達物質のさらなる増加を図るものである。これにより臨床現場ではとりわけサインバルタもしくはイフェクサーとNaSSaのミルタザピン(リフレックス・レメロン)の併用を好んで行うようになった。
電気けいれん療法の少ない州で、難治性うつ病に用いるために併用されたという背景であり、実証性があるということではない、さらに実証の臨床現場では間違った組み合わせで用いられていたりもする。」(ウィキペディアより)

 

ホルモンを増やす薬と再吸収を抑制する薬を一緒に飲むの見合わせのことです。

再吸収を抑制というのがわからない人もいるかと思います。再吸収を抑制することでかなり簡易的にいうと、脳神経からホルモンが逃げるのを防ぎます。

 

特に、SSRISNRI、NaSSAという分類の薬の飲み合わせで呼ばれることがほとんどです。

 

それぞれについてかなり簡単に説明いたしますと、

SSRI・・・セロトニンの再吸収を抑制する。

SNRI・・・セロトニンノルアドレナリンの再吸収を抑制する。

■NaSSA・・・セロトニンノルアドレナリンの合成を促進させる。

 

 

つまり、セロトニンノルアドレナリンを逃さないようにしつつ、合成を促進すれば、効率よく脳内でのホルモン濃度が上がるといったいわゆる相乗効果です。

 

私も始めに、なんでこの薬の組み合わせなのだろうと思っていたのですが、

そういう意図があって医師は処方してくださっていたのですね。

 

今の自分の薬の効果を知ることは、自分の状態を知ることや医師が自分をどう見ているのかを知るうえで大切なヒントになります。

 

ぜひ、今飲んでいる薬一つ一つに着目してみてください。

うつ病が違った観点から見えて面白くなってきます。

何も絶望することではないのかなって思えたりします。

 

こつこつ視野を広げていきましょう。

 

 

自分を観察して薬を決める。

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投薬治療をしていく中で、薬を飲むと気分が楽になることを覚えると思います。

その中で、注意すべきが薬の飲みすぎです。

 

とりあえず、例として一か月間処方された薬を飲み続けた場合の話です。

飲み始めたころは気分が楽になり効果を実感していたが、

徐々にまた辛くなり始め、次の薬の処方を医師にお願いします。

 

また、最初のころは気分が楽になりましたが、2週間経過したあたりからまた気分が辛くなり始めました。そして、また医師に強い薬を要求します。

 

さて、この繰り返しをあなたはどう思いますか?

 

1、徐々に薬に耐性がついてきて、効果を感じにくくなった。

2、薬の血中濃度が上昇してホルモンバランスが崩れた。

 

正解は....

正直わかりません。

 

体質的なものもありますし、個体差がある話なので一丸にこれとはいいがたい問題です。

これがうつ病治療の難しい場面の一端です。

 

 

 

 

ちなみに、

私は、薬を飲んでも飲んでも辛いと思っていたのはずっと薬に耐性がついてきたからだとばかり考えておりました。あー、効果が足りないんだなぁ~と思っておりました。

 

強い薬と薬の量では、リフレックス2錠、サインバルタ2錠が一番効果が強い組み合わせだったのではないかと思います。

俗にいう「カリフォルニアロケット療法」ってやつですね。

 

この時も、最初はサインバルタが1錠でした。

最初のころは「なんて効く薬なんだ」と思っておりましたが、徐々に効果を感じなくなってきました。このころは単純に心のバランスに薬の量が追い付いてなかったのかもしれません。

そして、サインバルタが2錠になり、そこにリフレックスが足され、リフレックスも2錠に....。と1年くらいかけて増やしていきました。

しかし、それでもよくならないのです。

 

続いて、SNRIであるサインバルタSSRIであるレクサプロに変更していこうということになりました。最初はノルアドレナリンが少なくなるし、もっと苦しくなるんじゃないかと思っておりましたが、レクサプロは良い意味で期待を裏切りました。

落ち込まない状態が長く続いたのです。

 

続いて、Nassaであるリフレックス四環抗うつ薬テトラミドに変更しようとなりました。カリフォルニアロケット療法の崩壊ですね。

 

本当に良くなるのか疑問でしたが、これがむしろうまく症状改善につながりました。

 

私は、いわゆる薬の取りすぎでホルモンバランスを崩していた状態だったと自覚しました。

 

 

 

 

思ったことは次の通りです。

1、サインバルタリフレックス1錠ごとの力価が強くて、増薬する過程で自分の精神に合った量がなかった。

2、自分にはノルアドレナリンを増やす薬が合っていないことが分かった。

3、私はノルアドレナリンの分泌量は普通だが、セロトニンの分泌量が低下していたのかもしれない。

 

どうでしょうか。

考察できてますでしょうか。

すべてがあっているわけではないと思いますが....。

 

自己分析をしていくことで、今どういう状態で、どういう薬が必要なのかがわかると思います。

 

医者に相談しながら薬を決めていくことはもちろんですが、医者は複数人を治療しているので、あなた自身を一番わかるのは自分自身です。自己観察を常に心がけることが治療の鍵になってくるかもしれません。

 

観察をしたうえで薬を相談していく。それが大切なのです。

 

 

適度に疲れを感じる生活をする。

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適度な疲れを感じる生活をする。

すごく大切なことなんです。

 

というのも、何をもたらしてくれるかというと、

・達成感

・上質な睡眠

・心身の健康

 

この3つです。

 

まず、「達成感」ですが、

こちらは一日の行動量を疲れによって感覚として得ることができます。

例えば、

・マラソンで4㎞走った。A駅~B駅に相当する距離を走った実績を作って気持ちが良い。

・部屋の掃除をした。今までガンガン断捨離して自分なりに良く動いて部屋を最高にきれいにした。

などです。

これらには共通して「疲れ」を生じるものばかりですが、最後はちゃんと達成感を感じています。疲れをもたらしてくれるものはその時は辛いかもしれませんが、ほとんどの場合が達成感を与えてくれますし、ときに優越感といったものを感じることもできます。行動として達成感を感じることは非常に良いことです。

 

続いて、「上質な睡眠」ですが、

こちらは先ほどの行動から生まれる「疲れ」と「達成感」があることで、

一日を振り返ったときに、気持ち的にも安定していて、身体的には適度な疲れを感じているため、リラックスした状態で睡眠に入りやすいです。

 

さらに、「心身の健康」ですが、

上質な睡眠をとることによって、生活リズムが整えられ、日中に生活しやすくなります。そうすることによって日の光を浴びて行動することができ、健康に非常にメリットがあります。上質な睡眠中は夢を見ると思います。夢を見ることも非常に大切で、頭の中の整理を手助けしてくれるそうです。

 

 

私は適度に疲れを感じるために、ジムに通っています。

市民体育館のジムなので、非常に安価で月々の支払ではないので、気が向いたときにふらりと通うことができております。

最近はランニングマシンで走って、上半身の筋トレをしております。

疲れたら引き上げて帰ればよいのです。ほどほどに疲れを感じさえすればよいのです。

ジムに行ってメニューを熟した達成感に浸りながら、疲れたと寝入り、朝に気持ちよく起きる。たったそれだけで健康的な生活リズムを得ました。

 

皆さんはどうでしょうか。適度に疲れを感じてますか。

人間の生活には疲れが必要です。

 

何か、疲れを得られるものを探してみてはいかがでしょうか。

 

 

過眠症と不眠症

皆さんは不眠症はご存知でしょう。

では、過眠症はご存知ですか?

 

不眠症と同じでストレスが原因で起こる症状です。

ストレスがたまったら眠れなくなるはずでしょ?とお思いかもしれませんが、

人によっては眠り込んでしまいます。

 

 

私は

うつ病発症時→不眠

うつ病発症回復期→過眠

サインバルタ服用→不眠

不眠治療中→過眠

 

非常にザックリしていますが、こんな感じです。

薬によって不眠になったり過眠になったりいろいろです。

 

回復期の気分の浮き沈みが激しいときも、

辛くなるとすぐに眠気に襲われて寝入っておりました。

 

こんな風に過眠タイプのうつ病の人も少なくないと思われます。

ですので、身近にこの人すごい寝込んでるなと思ったとき、

その人を取り巻く環境で異変が起きてないか、

ストレスがかかってないかを見極めてあげる必要があります。

 

皆様ご自身や身の回りの人に過眠の人はいませんか?

もしもそういう人がいたら気遣ってあげてほしいと思います。

 

「眠る=怠ける」という考えをお持ちの方、決してそんなことはありませんよ。

きっとストレスにさらされているのです。

 

ぜひ、観察と行動をお願いいたします。

 

 

 

部屋の掃除をしてみる

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ある程度行動力がある時に、部屋の掃除をしましょう。

きっと行動できなかった時に溜まってしまったものがたくさんあるはず。

気分一転で断捨離をする気持ちでものを捨ててみましょう。

 

なぜ、部屋の掃除をしたほうがいいのか一緒に考えてみましょう。

 

 

■衛生面を改善する。

 ゴミがたまると一番問題になるのが衛生面。特に生ものは気を付けなければならないことは言わずとも知れたこと。ゴミのせいで、けがや病気にかかってしまっては元も子もありませんね。少しずつ衛生面を改善していきましょう

 

■嫌な思い出も一緒に整理。

 きっと、部屋のものの中には嫌な思い出があり、見たくもない物があると思います。また、逆に絶対に忘れたくないと思い続けているものもあると思います。そういうものの整理をしましょう。特に嫌な思い出のあるものはいくらタンスの奥にしまっても、何となく嫌な感覚が消えなかった経験があります。そういったものを一気に捨てた時に、部屋の中で自由に身動きができるようになりました。捨てるとき、一度は目にしてしまうのは嫌ですが、思い切って捨てることをお勧めします。また、良い思い出のものは未練が残っているものでなければ、大切に保管しておくとよいでしょう。何かあったときに自分の力になってくれることと思います。未練のあるものに関しては、私だったら捨てたほうが良いと思いますが、きっと大切な思い出もあるのでしょうから、自分で踏ん切りの付く考えのもと判断してください。

 

■部屋のレイアウトを変えてみる。

 これが結構、重要であり、楽しいです。ものを片付けても家具の配置などから嫌な気持ちが消えないことがありました。そこで、ベッドから勉強机まで全部捨てました。そして、床にマットを敷いたり、お洒落なキューブボックスを置いてみたり、L字のパソコンデスクを置いてみたり、自分で考えて物を作り上げていくことに非常にやりがいを感じましたし、自信にもつながりました。掃除の後は透かさず模様替えをお勧めします。

 

 

いかがでしょうか。

きっと、やったほうがいいんだろうなと思っている人がほとんどだと思います。

少しずつでいいんです。毎日コツコツと着実にきれいにしてみてください。

そして、レイアウトを変えてみるとあっと気分が晴れます。ものに愛着はどうしてもあると思いますが、捨ててしまえば意外とケロッとしています。

 

皆さんの気持ちが少しでも晴れますように♪

 

 

 

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