薬学部M大学は非常に挑戦的な大学でした。
薬剤師に向けて徹底した教育を行い、世間的に立派な薬剤師を育ててきたと胸を張って話しておりました。
農学部N大学はやはり楽しそうな雰囲気の大学でした。
生物の力を借りて人々の生活を助けるのが農学であると楽しそうに話をしてくれました。
どちらの大学にも毎年高校から進学者が行っており、薬学部M大学のほうは校内で1位2位の人が行くような大学でした。
挑戦的な姿勢に不安を感じていたとともにあこがれも感じておりました。
ただし、指定校推薦でそれら大学が推薦枠をくれるかが重要な部分でした。
もしもくれなかった場合ということを私は考えないようにしておりましたし、
推薦入試が近くなれば、私は枠の中から大学を選ぶと考えておりました。