高校2年の終わりに部活を退部しました。
理由は3年生が部活を引退して、部活内での責任が重くなったからです。
勉強と部活を両立してきた私に、パートリーダーという役割は限界に近い精神に負荷をかけました。
勉強も3年になる時期に心配事の一つになっていましたし、勉強に逃げようとしていたのでしょうか。それは今でもわかりません。
部活をやめるために、教員室に行きました。
先生は自分の机に向かって仕事をしていたのを覚えております。
その後、私に気付き、椅子を用意して話が始まりました。
部活をやめるとき、部活の人の誰にも相談をしませんでした。ただ、受験勉強をしたいということ、OBの先輩が私のトランペットを下手だと言っていたように感じたことなどを挙げて話をしました。
もちろん、先生は退部を反対し、引き留めようとしてくれましたが、とにかく私は一人落ち着ける環境が欲しかったのでしょう。先生の話を振り切って部活を辞めました。
「吹奏楽部の誰にも相談せずに」です。