私がうつ病にかかったのは、高校3年の夏でした。
高校2年まで吹奏楽部に所属しており、トランペットを担当しておりました。
トランペットはとにかく高音が出なくて、音も汚くて、毎回先生に怒られていたけど、楽器が大好きだったので別に何を言われても次の日にはケロッとしているような子でした。毎朝朝練、休日練習とにかく多忙でした。
同年、高校2年生の時には、サッカー部が非常に強い高校でしたので、大みそかに全国大会に応援に行ったり、非常に充実していたし、誇れることだなぁと感じてへとへとになりながら部活にいそしんでおりました。
部活内の関係は、特に思い切り仲のいい人はいませんでしたが、仲の悪い子もいない。私は楽器を練習することに熱中しておりました。何をするにも人を気にせず自分のやりたいことをやるよう努めておりました。
その傍ら、私は勉強も非常に頑張っておりました。
高校1年は徐々に学年順位を上げてゆき、高校2年では半年間ほど校内1位でした。
それだけ努力をしておりました。
家に帰ってから11時まで勉強して、お風呂に入る時も寝るときも単語を頭に思い浮かべながら行動しました。トイレに起きた時に単語を忘れていれば、部屋の明かりをつけて単語を覚えなおし、再び寝るみたいな生活を続けておりました。
朝練があり、休日練習が丸一日あるような吹奏楽部に所属しながらです。
身体はヘトヘトでどこでも寝れるような疲れでしたが、その疲れが「自分は頑張っている」という証になっていて充実感を感じる日々でした。