指定校推薦の願書を「生物系S大学」で提出しました。
しかし、願書を提出したのちもこれまでの迷いは私を苦しめるのでした。
提出してから、
「やはり、あっちにしたほうがよかったのではないか。」
「もっとみんなが羨むようなレベルの高い大学の推薦をもらっておけばよかったのではないか。」
「今からでも推薦を変えてもらえるのではないだろうか。」
もはや錯乱状態でした。
「なんで、あの大学を選ばなかったんだ」という考えで苦しんだ後、
「なんで、こっちの大学にしなかったんだ」という別の考えで苦しみ、
「やっぱり今の大学を選んで正解だったのではないか」と落ち着くこともあれば、
「なんで、誰も力になってくれなかったんだ」と周囲に怒りを覚え、苦しむこともある。
本当に苦しみました。
苦しくて夜遅くに目が覚めては泣いて、頭を打ち付けていました。
嫌なことを忘れるため、思い出さないために。
いわゆる自傷行為です。
学校の先生にやっぱり推薦を変えてもらえないか交渉しに行ったこともあります。
やはり変わりませんでした。
「おまえ一人を許すと、変えてほしいと申し出る人がたくさん出てきてしまう」という理由でした。
確かにその通りです。が、今まで勉強を頑張ってきている姿を見ているのだから少しは助けてくれてもいいだろという悲しみと怒りがわきます。
先生の前で、記憶は定かではありませんが泣いたと思います。
そして、学校の相談室を勧められたと思います。
それから、私はお昼休みと放課後は相談室でお世話になることになりました。