自分の癖についてしっかり観察できていますか?
以前お話しした「自分を観察して薬を決める」を参考に新たな視点で見ていただけたらと思います。
あなたは落ち込むときや緊張してしまうときに、何らかのスイッチが押される感覚がありませんか?
私は昔からそういうスイッチを感じ取っておりました。
例えば、
・トラウマな話が聞こえてくる。
・人の怒鳴り声が聞こえてくる。
・一対一で話をしなくてはならない。
本当に人それぞれあると思いますが、私はこんな感じです。
とにかく私の場合、対人に関することは緊張や落ち込みの対象でしたので、
人をとにかく遠ざけておりました。
しかし、人を遠ざけていてはあまり良質な生活は得られません。
ここで重要になってくることが、「自分の癖を知る」こと。
先ほど話をしたように、
自分が「このような場面でこのようなことが起こると落ち込む」ということを認知しておくことが大切です。
・トラウマな話に入りそうなときに、サッと話題を切り替える。
・人がイライラしているような環境にいち早く気付く。
・1対1で話をする場面になる前に、話を付ける。
などです。
大変あいまいな例になっているとは思いますが、
普段落ち込む癖を知っておくことで、未然に回避することが可能です。
落ち込んでしまう人はどういった場面で落ち込むかをはっきり認知できていないため、いざというときの回避行動に移せない傾向があります。
癖を認知し、素早く行動することで気分の落ち込みを回避することができます。
始めのうちはなかなか難しいとは思いますが、
日ごろ心がけておくことで徐々素早く対応できるようになります。
コツをつかんで、生活の質をよくしてみましょう。